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ハンググライダーと旅の記録

 

Hang Gliding Japan

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Posted on 11:03:19 «Edit»
2012
08/23
Thu
Category:Hang Glider

池田山カップ2012 

大会前に足尾でよく飛んで練習し、4日前からはしっかり食べて体力も万全、で挑んだ池田山カップ。
しかし、なかなか思うようにはいきませんなぁ~。

初日はスタート前の上げに苦しみ、3発目でようやくスタート。
権現山に取り付いたところで低くもがき、ゴールに避難してランディング。
その後、本当のゴール者が続々と降りてくるという屈辱・・・


2日目、気持ちを切替えて挑む。
初日は何と言っても、様子見をしてテイクオフが遅れたのが問題。
やはり私は、一番に出て先に動く、というのが本来のやり方だ。
アーリーバードのくじ引きも当てて、早々にテイクオフ。

空いている空域で、他の選手が出てくるのを待ち受ける。
やはりこの方が、精神的に楽だし有利だと思う。

最初のスタートで池田山を離れる。
渡った先の小山はいつも渋いが、うまく流して上げる。
今日はしっかりしたコアにハイバンクでからむと、面白いように上がる。
最近、上げ方がわかってきた。

東の橋を取って折り返し、小山に戻ったところで、集団よりも一気に200mほど高くなる。
ここで欲が出て、先行集団に追いついてやろうと思ってしまった。

しかし、次のTPを取る頃には、先行集団は先に行き、後続とも離れてしまっているので、これから沖に出るのに孤立。
ええい、先行組が回し始めれば、その下に入ればいいだろう、と安易に飛び出したのが失敗。
次のTP(工場)を取った時点で高度200m。なすすべもなく河原にランディング。
私の上を、後続集団が通過していく・・・
教訓:確信がないのに動いてはいけない。

しかもこの河原、堤防まで50mもないのに、藪が深すぎてわたれない。
ハーネスを担いで突破を試みるも、背丈を超える草とツタにはばまれ断念。
結局、500mほど上流に数人が降りていたところまで歩いていき、手を借りて機体を回収。
ナイトウさん、ババ、ダイヨー、フーミン、ハタボー、ありがとうございました。


3日目はタスクも決まっていざ競技開始、というところで、雷鳴が聞こえ始めたのでキャンセル。
しばらくは天気が持ち、もったいなかったかも?なんて言う人もいたが、やっぱり雷鳴が聞こえたら主催者は競技続行なんてできませんよね。
そしてやはり、2時半頃から雷雲が発達し、タスク予定の空域は土砂降りに。
良い判断でした。


4日目、最終日
夜通し断続的に雨が降り、朝の8時にも降っていたので、競技はできないだろうと思いつつ、山に上がる。
雲の中でセットアップして待っていると、次第に天気は好転し、タスクが設定される。

アーリーバードが粘っているが、誰も出ようとしないので、悠々と階段を下りてテイクオフ。
湿度が高く雲底の高さがバラバラ、集団とつかず離れずでタイミングをはかる。

1回目スタートの時間、私は出る気がせず見送る(板さんはここで出て先行ぶっちぎりでゴール)
2回目。まだ出る気がしない。渡った先の小山も湿気っていて上がらないだろうと。
3回目。ようやく機が熟したと思い出発。
しかし、TPは北東方向、風は南なのに、一番北側からスタートしたので、他の選手よりも向かい風成分を多く受けてしまい、滑空比が悪い。もっと周到にスタートしなければ。

ともあれ、渡った先では上手く上げて高度回復、東端のTPも取って無事折り返す。
ここで、権現山から駅を取りに行く高度が足りない。
600mで飛び出したくなる誘惑に駆られるが、沖で上げられる保証はない。
飛び出したら昨日の二の舞だ。
現に、河原に10機、権現山の麓に10機、降りているのが見える。

渋い条件にくじけそうになりながらも、800m上げるまでは絶対に動かん!と覚悟を決め、1時間ほども磨き続けて、ようやく高度獲得。駅を取り、山に戻ってまた上げ直し、次のTPに向かう。

しかし、沖は雲がなく、全然上がらない。
周辺で一番の熱源であるショッピングモールの上に行くが、もやもやするだけで上がらない。
仕方なく、またもやゴールにランディング。
これにて大会終了。

優勝は岡田さん
練習時間が取れなかった分、過去ログを調べてエリアの傾向と対策を練ったのが功を奏した、というコメントでした。


私は大会前によく飛んで、操縦技術にはかなり自信を持って臨んだつもりだったが、状況判断が良くなかったのが如実に成績に表れた。やはりハングは、状況判断と操縦技術が車の両輪、どちらも大切なのだ。


最後になりましたが、大会を開催・運営してくれた田中猛さん、マッスー、ありがとうございました。
スタッフの皆さん、ありがとうございました。すべてにおいて行き届いた運営で、楽しく参加できました。
多額の賞金を提供いただいたAPI会長、ありがとうございました。
賞品協賛のバーズアイビュー鈴木さん、ありがとうございました。飛び賞でスピードスリーブいただきます。

・・・
来年は賞金をいただけるような選手になりたいと思います。
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