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ハンググライダーと旅の記録

 

Hang Gliding Japan

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12月の記事一覧
Posted on 23:57:19 «Edit»
2009
12/23
Wed
Category:Hang Glider

Ashio Xmas Cup Day 5 

ついに最終日。
今日のデイクオリティーが0.5を超えないと、大会が不成立になってしまいます。
タスクコミッティーも頭をひねって、沢山の選手が距離を飛べるタスクを考案。

板さんの詳細な気象情報を聞き・・・
briefing

西側の気温が上がるまでじっと我慢。
waiting

フリーフライトのパラが粘れるようになってきたので、我慢しきれなくなったしゅー子がテイクオフ。
あとは活きの良い人達が続きます。
私は風が弱まったので東に構えていましたが、「西でみんな粘ってるよ」と聞いて、今日は長いものに巻かれようということで西に変更。「誰もいないよ?」「右に流して、見えないところで頑張ってる」
出てみてびっくり、たしかに粘っているけど、みんな加波山の石切場でテイクオフレベルより低くなってるじゃありませんか。
「だまされた~!」

しかし、加波山に近付くと早速リフトに当たり!
上げが渋くなったところで、みんななぜか沖に出していきますが、さらに奥へとつっこんだ方が良さそうなのでためらいなく燕山方向へ。ヒロシさんとP部長と宍戸やんと良いリフトに入り、燕山をトップアウト。板敷を見るとキングポストつきが何機も浮いてるので、迷わず突撃。吾国山のターンポイントを一番乗りでゲット!

難台山周辺はリフトが続いているので、高度を落とさないように真家→板敷を取る。
さて、ここで難題。
ゴール方向に流すには高度が足りない。
低くこぼれていく選手がチラホラ見えるが、ここは自重し、上がるチャンスを求めて尾根沿いに流す。
しかし、いかんせん冬至の翌日の午後2時半、ぼちぼち時間切れが近い。
難台山で620mほど上がったところで意を決して裏に飛び込む。

裏の山の石切場に7~8機集まっているが、直接下につくのはリスクが高いので、右側の低い尾根に取り付いて、そこからジワジワ寄せる。回していると風下にこぼれそうなので、前に出して探ると、強いリフトにヒット。
上の集団がかぶってくる。
これ以上上がらない、というところでゴール方向に流す。

友部の街が大きい。
追い風だから越えられるか?
ちょっと高度が足りないか?

・・・やはり無理、ということで、街の手前の広い空き地に降ろして終了。

私は今日の8位、総合で9位になりました。
ポイント大会で一桁入りは初めてで、嬉しい限りです。
でも、順位以上に、自分のやりたいように思い切って飛べたことが、何よりの収穫でした。

セーフティーコミッティーになったことで、普段よりも予報を真剣に調べ、山に上がってからも状況の変化をよく観察していたことも良かったと思います。



大会本部に戻り、焚火を囲んで皆で語らう。
bar1bar2bar3


優勝は我らの板さん! さすがです。
winners

女子トップ3
ladies
さのさんは総合でも2位。
上げも上手いし動きに無理がない。お見事です。


そして今大会の最大の功労者
sigeto
渋い条件ながら、最後の最後でデイクオリティーが0.8を超えて大会成立したのも、シゲトのがんばりに天が応えてくれたのでしょう。素晴らしい企画をありがとう。


年の瀬に全国から集まり一緒に飛んでくれた全ての選手とスタッフの皆さんに感謝します。
来年も良い年になりますように。
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