Happy Life with Hang Glider
Hang Gliding Japan
10< 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30.>12
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2009
10/13
Tue
10/13
Tue
Category:Hang Glider
East Japan Championship Day 4
昨日のフライトで体力を使い果たしたようで、朝からボーッとして力が入らない。
それでもタスクが決まると気合いを入れ直し、早めにテイクオフ。
サル公園スタート→富谷山→伝右衛門新田橋→関城ゴールの55km。
パラ前で600ほど上がったものの、地表が一気に陰ってしまい、お掃除タイムに。
ここで慌ててサル壁とパラ前を往復してしまったせいで無駄に高度を失いランディング。
普段なら速攻でたたんでリフライトなのに、イマイチ気合いが入らない。ちょっと風邪気味かな? しかし、普通の早さでたたみ終わったところで、やっぱり飛びたくなりリフライト。
なんとD門さんやコカジまでリフライトに上がってきた。
同時に出てサル壁でバトル。
D門さんにはスルッとかわされて上げ負け。くそぅ。
サル公園を低く回り込めるだけの高度を取ったら即突撃、D門さんとコカジの下に入るもののうまく上がらない。
風は南東なので、このままジリ貧になるよりはと、尾根を越え、Cooの山の下の方を狙って勝負、見事ヒット!
しかしこれも上がりきらず、700程度で足尾山頂、ここも裏からのリフトと合流しているのかボコボコするばかりで立ち上がらない。
またもや勝負、日が良く当たっている加波の西斜面をなめるように攻める。弱いリフトは流しながら回すにとどめ、正面から日射が当たっている斜面でいつか立ち上がるだろうと、ひたすら流す。
雨引のふもと、林に囲まれた300m四方くらいの田んぼがあり、その北東端に石がたくさん積んである。「サーマル源+トリガー」の典型だ!
ここで200mからヒット、上空にはコカジとチャッキーが雲底近くまで上げている。見てろよ。
稜線をトップアウトするとリフトが良くなり、雲の西側を上手く使って1200まで上昇。
富谷山を880mでクリア。
下でコカジとチャッキーとトンビが5〜6羽回しているのでその上をサーチするが、全然当たらない。
ここの鳥は上がらないところで遊んでいるだけのようだ。
3人でゴールデンレイクスに走る。
コカジが回し始めるが微妙。
南側をもう少し探るがスカ、コカジのリフトが育ってきたようなので下に潜るが、時すでに遅し。
少し南下してランディング。
こんなことなら富谷山は素通りした方がマシだったな。
でもまあ、リフライトして良かったか。
優勝大門さん
2位氏家さん
3位平林さん
私は総合22位。
前半の不振を考えれば上出来です。
今回の大会で「皮が10枚ほど剥けましたね」と誰かが言ってくれたように、何かをつかんだ気がします。勝負も大事ですが、今までよりも自信を持って強い心で飛べるようになったのが何よりも嬉しく思います。
大会運営をしてくれた皆さん、ありがとうございました。
素晴らしいタスクを組んでくれたシゲト・元気・しゅーことセーフティーコミッティの板さん・桂さんに感謝。
そして、この場に集まって一緒に飛んでくれた全ての選手に感謝!
・・・
今日は本格的に風邪を引いてしまいました。
いかんいかん。体力もつけないと。
それでもタスクが決まると気合いを入れ直し、早めにテイクオフ。
サル公園スタート→富谷山→伝右衛門新田橋→関城ゴールの55km。
パラ前で600ほど上がったものの、地表が一気に陰ってしまい、お掃除タイムに。
ここで慌ててサル壁とパラ前を往復してしまったせいで無駄に高度を失いランディング。
普段なら速攻でたたんでリフライトなのに、イマイチ気合いが入らない。ちょっと風邪気味かな? しかし、普通の早さでたたみ終わったところで、やっぱり飛びたくなりリフライト。
なんとD門さんやコカジまでリフライトに上がってきた。
同時に出てサル壁でバトル。
D門さんにはスルッとかわされて上げ負け。くそぅ。
サル公園を低く回り込めるだけの高度を取ったら即突撃、D門さんとコカジの下に入るもののうまく上がらない。
風は南東なので、このままジリ貧になるよりはと、尾根を越え、Cooの山の下の方を狙って勝負、見事ヒット!
しかしこれも上がりきらず、700程度で足尾山頂、ここも裏からのリフトと合流しているのかボコボコするばかりで立ち上がらない。
またもや勝負、日が良く当たっている加波の西斜面をなめるように攻める。弱いリフトは流しながら回すにとどめ、正面から日射が当たっている斜面でいつか立ち上がるだろうと、ひたすら流す。
雨引のふもと、林に囲まれた300m四方くらいの田んぼがあり、その北東端に石がたくさん積んである。「サーマル源+トリガー」の典型だ!
ここで200mからヒット、上空にはコカジとチャッキーが雲底近くまで上げている。見てろよ。
稜線をトップアウトするとリフトが良くなり、雲の西側を上手く使って1200まで上昇。
富谷山を880mでクリア。
下でコカジとチャッキーとトンビが5〜6羽回しているのでその上をサーチするが、全然当たらない。
ここの鳥は上がらないところで遊んでいるだけのようだ。
3人でゴールデンレイクスに走る。
コカジが回し始めるが微妙。
南側をもう少し探るがスカ、コカジのリフトが育ってきたようなので下に潜るが、時すでに遅し。
少し南下してランディング。
こんなことなら富谷山は素通りした方がマシだったな。
でもまあ、リフライトして良かったか。
優勝大門さん
2位氏家さん
3位平林さん
私は総合22位。
前半の不振を考えれば上出来です。
今回の大会で「皮が10枚ほど剥けましたね」と誰かが言ってくれたように、何かをつかんだ気がします。勝負も大事ですが、今までよりも自信を持って強い心で飛べるようになったのが何よりも嬉しく思います。
大会運営をしてくれた皆さん、ありがとうございました。
素晴らしいタスクを組んでくれたシゲト・元気・しゅーことセーフティーコミッティの板さん・桂さんに感謝。
そして、この場に集まって一緒に飛んでくれた全ての選手に感謝!
・・・
今日は本格的に風邪を引いてしまいました。
いかんいかん。体力もつけないと。
Posted on 20:18:03 «Edit»
2009
10/11
Sun
10/11
Sun
Category:Hang Glider
East Japan Championship Day3 103km Task GOAL!
足尾→富谷山→佐野藤岡インターチェンジ→西ランディング場の103kmタスク。
昨日まで2本合計で30キロしか飛んでいない、不振を極めていた私が、ついにゴール!!!!!
大門さん、平林さん、ユウジの次、4番手。続いてマッスーもゴール。
昨日まで気持ちに余裕が無かったのですが、とにかく大会を楽しもうと、力を抜いてテイクオフ。
順調に上がり、スタート待ちの1時間も全然苦になりません。
ヒロシさんに機体のチューニングを調整してもらったのと、リキさんにセンタリング中のVGの使い方を教わったおかげで、上げが信じられないほど楽になり、どのサーマルも自信を持って上げることができました。
VGオフだとフラフラしてバンクが安定しなかったのですが、「滑るところから少し戻すと安定して回るよ」というリキさんの助言、本当にその通りでした。ガーグルの下に入っても、だんだん上の方に上がっていける。今まで、体重上限一杯で乗っているせいで浮かないと思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。私のZ9は上がる!本当に浮きが良い!
そして昨日塩ピーに教わった、グライドとサーチの使い分け。私の計器でわずか5km/h程度の違いでしたが、はっきりと違いがありました。今までのように、無駄に飛ばしてリフトを見逃すことがあまりなくなり、効率よく進むことができました。
向い風30km/hで佐野藤岡を取ってからの帰りが最大の難所で、400を切る厳しい状況に追い込まれましたが、トヨタ君が見つけたリフトの上に付けて上がりも下がりもしないまま一緒に流します。「このまま上がらなくても、浮いてさえいれば時速30キロでゴールまで行ける」と開き直り、小山の町でようやくコンバージェンスに復帰して復活。トヨタ、ありがとう。一緒に上がれればよかった。
最後は小山工業団地で1800mでセンタリングをやめ、まっすぐ雲の下を進みながら1900、あとはワングライドで、途中に何機も降りているのを見たので慎重にゆっくり進み、ゴールには余裕を残して到達しました。
実は今年ずっと調子が悪く、Z9に乗り換えても全然性能を活かせず、長い長いトンネルの中にいたような気持ちだったのですが、今日は開眼した気がします。
とか言って、明日タコったらかっこわるいので、しっかり休息してまた良い飛びをしたいと思います。
素晴らしい大会に乾杯。
昨日まで2本合計で30キロしか飛んでいない、不振を極めていた私が、ついにゴール!!!!!
大門さん、平林さん、ユウジの次、4番手。続いてマッスーもゴール。
昨日まで気持ちに余裕が無かったのですが、とにかく大会を楽しもうと、力を抜いてテイクオフ。
順調に上がり、スタート待ちの1時間も全然苦になりません。
ヒロシさんに機体のチューニングを調整してもらったのと、リキさんにセンタリング中のVGの使い方を教わったおかげで、上げが信じられないほど楽になり、どのサーマルも自信を持って上げることができました。
VGオフだとフラフラしてバンクが安定しなかったのですが、「滑るところから少し戻すと安定して回るよ」というリキさんの助言、本当にその通りでした。ガーグルの下に入っても、だんだん上の方に上がっていける。今まで、体重上限一杯で乗っているせいで浮かないと思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。私のZ9は上がる!本当に浮きが良い!
そして昨日塩ピーに教わった、グライドとサーチの使い分け。私の計器でわずか5km/h程度の違いでしたが、はっきりと違いがありました。今までのように、無駄に飛ばしてリフトを見逃すことがあまりなくなり、効率よく進むことができました。
向い風30km/hで佐野藤岡を取ってからの帰りが最大の難所で、400を切る厳しい状況に追い込まれましたが、トヨタ君が見つけたリフトの上に付けて上がりも下がりもしないまま一緒に流します。「このまま上がらなくても、浮いてさえいれば時速30キロでゴールまで行ける」と開き直り、小山の町でようやくコンバージェンスに復帰して復活。トヨタ、ありがとう。一緒に上がれればよかった。
最後は小山工業団地で1800mでセンタリングをやめ、まっすぐ雲の下を進みながら1900、あとはワングライドで、途中に何機も降りているのを見たので慎重にゆっくり進み、ゴールには余裕を残して到達しました。
実は今年ずっと調子が悪く、Z9に乗り換えても全然性能を活かせず、長い長いトンネルの中にいたような気持ちだったのですが、今日は開眼した気がします。
とか言って、明日タコったらかっこわるいので、しっかり休息してまた良い飛びをしたいと思います。
素晴らしい大会に乾杯。
素晴らしい! おめでとう!
by mohri
ゴールおめでとうございます。
この調子で頑張ってください。
マッスーさんもキテルね。素晴らしい。
この調子で頑張ってください。
マッスーさんもキテルね。素晴らしい。
by minoru
Re: Congrats!!!
ネ申kosakaさんにコメントいただけるなんて感激です。
言われてみればロングタスクは好きですね。
でも1本飛ぶだけで体力を使い果たすので、もっと慣れないと。
言われてみればロングタスクは好きですね。
でも1本飛ぶだけで体力を使い果たすので、もっと慣れないと。
by kitano masahiro
Re: タイトルなし
ありがとう。でもまだまだなのは自分が一番よくわかっているので、帰ってきたら稽古つけてね。
by kitano masahiro
Re: タイトルなし
ありがとう!mohriも来れば良かったのに。4日間全部飛べたよ。
by kitano masahiro
Posted on 22:20:15 «Edit»
2009
10/10
Sat
10/10
Sat
Category:Hang Glider
East Japan Championship Day2
足尾→サル公園→高峰→自治医大→関城ゴールの63km。
スタート前の上げに手こずり、最初のスタートは逃すが、2番スタートでぴったりに発射。
足尾山西側で上げ直し、いざ高峰への谷渡り・・・
高峰の中腹に取り付き、もわもわとしたリフトにしがみついて上げる。
ハイサイドに乗り続けたので疲れた〜
しかしこの後しっかり上げずに動いてしまい富谷山のふもとで終了。
スタート待ちを上から見ていた塩ピー曰く:
「突っ走りすぎだね。山際の弱いリフトがあるところを全部通過しているように見えた。その上で俺が上げてたのに。最高性能機に乗り換えると誰もが通る道だけど、飛ばすところは飛ばす、減速してサーチするところではしっかり落とすという使い分けを意識しよう。」
なるほど、今までよりはるかに広くなったスピードレンジを使いこなしてないということか。
高峰で一緒に上げたコーゾーさん曰く:
「あの斜面での上げは上手かった。難しいサーマルをよく上げたね。でも上げきらずに動いたから後が苦しくなったでしょう。リフトがとぎれても我慢して待っていればもう一発来るから、それで上げて高く動くと楽に進めるよ。また明日、楽しく飛ぼうね」
しびれを切らして低く動く癖、直そう・・・
そして、そうだ、、せっかくの大会なんだから、楽しもう。
スタート前の上げに手こずり、最初のスタートは逃すが、2番スタートでぴったりに発射。
足尾山西側で上げ直し、いざ高峰への谷渡り・・・
高峰の中腹に取り付き、もわもわとしたリフトにしがみついて上げる。
ハイサイドに乗り続けたので疲れた〜
しかしこの後しっかり上げずに動いてしまい富谷山のふもとで終了。
スタート待ちを上から見ていた塩ピー曰く:
「突っ走りすぎだね。山際の弱いリフトがあるところを全部通過しているように見えた。その上で俺が上げてたのに。最高性能機に乗り換えると誰もが通る道だけど、飛ばすところは飛ばす、減速してサーチするところではしっかり落とすという使い分けを意識しよう。」
なるほど、今までよりはるかに広くなったスピードレンジを使いこなしてないということか。
高峰で一緒に上げたコーゾーさん曰く:
「あの斜面での上げは上手かった。難しいサーマルをよく上げたね。でも上げきらずに動いたから後が苦しくなったでしょう。リフトがとぎれても我慢して待っていればもう一発来るから、それで上げて高く動くと楽に進めるよ。また明日、楽しく飛ぼうね」
しびれを切らして低く動く癖、直そう・・・
そして、そうだ、、せっかくの大会なんだから、楽しもう。
Posted on 22:52:32 «Edit»
2009
10/09
Fri
10/09
Fri
Category:Hang Glider
East Japan Championship Day1
台風一過で良い天気、視程抜群で海までくっきり見える。
風も弱く、絶好の条件。
タスクは25キロ北上して茂木→40キロほど南西に下り関城、15キロ東に進み足尾西ランディング場の
総距離79キロ。
私は1本目まさかのブッ飛びorz
スナマン曰く「ガーグルへの入り方がジェントルすぎです。もっと遠慮なく入っても大丈夫」
・・・そうか、確かに遠慮して外から大回りして、渋いのにかなり高度ロスしたな。
シゲト曰く「東風に素直に流されて上がった場面で、沖に出すぎでしたね。」
その通り。立ち上がり切らないサーマルで流して上げるの、苦手です。
風上修正にこだわりすぎる癖がある。
降りて速攻でたたみリフライト。13:25頃。
デコ山で1100mほど上げ、加波山へ。風車手前で900m台になるので西側をだましだまし回り込み、加波山で強いサーマルをヒッて雲底1800m。
茂木のターンポイントは真北なのに、雲の列は西北西に伸びている。
その東側はブルーホール。
雲を追いすぎるとそっぽに行ってしまうし、かといってブルーホールを飛ぶのは無謀。
富谷山で上げて山沿いに北上したいところだが、富谷山そのものには日が当たっているものの周辺が完全に曇り。
雨巻と高峰はよく晴れているので、取り付けば何とかなると思いまっすぐ突っ込むが、予想以上に向い風が強く、雨巻手前でUターン。富谷山の東にランディングorz
今日のゴールは3人。
シゲト、自らタスクコミッティーに立候補し、見事ゴール。素晴らしい。
後知恵では、できるだけ雲の列に沿って移動して富谷山まで最短距離まで近づき、富谷山で勝負すべきだった。北上する山の西側の平地は晴れていたし、北西ベースだったのでリフトができる可能性はあったはず。明日はゴールできるよう、もっと観察し、もっと冷静に状況を把握しよう(その前にブッ飛ばないようにしないと)。
風も弱く、絶好の条件。
タスクは25キロ北上して茂木→40キロほど南西に下り関城、15キロ東に進み足尾西ランディング場の
総距離79キロ。
私は1本目まさかのブッ飛びorz
スナマン曰く「ガーグルへの入り方がジェントルすぎです。もっと遠慮なく入っても大丈夫」
・・・そうか、確かに遠慮して外から大回りして、渋いのにかなり高度ロスしたな。
シゲト曰く「東風に素直に流されて上がった場面で、沖に出すぎでしたね。」
その通り。立ち上がり切らないサーマルで流して上げるの、苦手です。
風上修正にこだわりすぎる癖がある。
降りて速攻でたたみリフライト。13:25頃。
デコ山で1100mほど上げ、加波山へ。風車手前で900m台になるので西側をだましだまし回り込み、加波山で強いサーマルをヒッて雲底1800m。
茂木のターンポイントは真北なのに、雲の列は西北西に伸びている。
その東側はブルーホール。
雲を追いすぎるとそっぽに行ってしまうし、かといってブルーホールを飛ぶのは無謀。
富谷山で上げて山沿いに北上したいところだが、富谷山そのものには日が当たっているものの周辺が完全に曇り。
雨巻と高峰はよく晴れているので、取り付けば何とかなると思いまっすぐ突っ込むが、予想以上に向い風が強く、雨巻手前でUターン。富谷山の東にランディングorz
今日のゴールは3人。
シゲト、自らタスクコミッティーに立候補し、見事ゴール。素晴らしい。
後知恵では、できるだけ雲の列に沿って移動して富谷山まで最短距離まで近づき、富谷山で勝負すべきだった。北上する山の西側の平地は晴れていたし、北西ベースだったのでリフトができる可能性はあったはず。明日はゴールできるよう、もっと観察し、もっと冷静に状況を把握しよう(その前にブッ飛ばないようにしないと)。
Posted on 23:52:47 «Edit»
2009
09/29
Tue
09/29
Tue
Category:Hang Glider
Safety Seminar
大学生に頼まれて、安全講習会の講師をやってきました。
私ごときがやっていいのだろうかとも思いましたが、一応彼らの倍くらいは生きてるし、飛んでいてケガをしたことはないし、ということで引き受けました。
講習の対象は「飛び始め〜ソアリングを始めたくらいの人」と聞いていたのですが、
実際に集まったのは「講習を始めたばかりの人〜すでにバリバリ飛んでる人」まで30人ほど。
場所はお茶の水の東京電機大学の一室。
私の家から車と電車で片道2時間半。
次回やるならエリアでやろうよ。。。
導入はこんな感じで。
私はハング・パラ通算で1000本ほど飛んでいるがケガをしたことはない。
学生の頃はみんなと同じで結構無茶したけどね。
では、1000本に1回、骨折するくらいの大ケガをしたとしたら、これは確率として高いか低いか?
「高い」「低い」色々な意見が出たところで、確率論の話。
「週末、土曜に100人、日曜に100人が飛びに来て、平均2本ずつ飛んだとする。延べ400本のフライト。1000本に1回の確率で大事故が起きるとしたら、2〜3週間に1回救急車を呼ぶことになる。これでは安全な遊びとは言えないよね」
で、次の質問。「空を飛ぶのは安全か、危険か」
またまた色々な答えを聞いた後、私の答えは
「条件付きで安全」
さすがに空を飛ぶ以上、無条件で安全ではないが、基本的なことを守ればリスクは管理できる。
基本的なこととは次の4つ。
1.ルール(手順)を守る
2.気象条件の許す範囲で飛ぶ
3.基礎技術を身に付ける
4.適切な機材を使う
ここでちょっときつめの事を言っておきました。
「現在のハングやパラで、ワケのわからない落ち方をする物はない。機材の安全性は確立されている。これは先人達が命をかけて経験を積み上げてくれたおかげだ。だから、事故を起こすということは、亡くなった先輩達の命を冒涜することだ、と言っても過言ではない。」
その後は各論です。
まずはリスク管理の難しさを説明。
・「無茶をしても100%事故につながるわけではない」ことが、リスク管理を難しくしている。
たとえば、車を運転していて、赤信号や一時停止を全部無視しても、多分そう簡単にはぶつからない。これが危ない。結果オーライで、「こんなことしても大丈夫だった」という誤った教訓が蓄積されるから。
・リスクを管理するということは、ものすごく地味で退屈な確認作業を毎回繰り返すことだ。
「そんなことしなくたって大丈夫だよ」って気持ちがどうしても出てくる。
でも「気をつけよう」という精神論で解決しようとすると、いつか必ず失敗する。
・「人間はミスをするということを前提に考える」
例えばセットアップミスを防ごうとするなら、「気をつける」だけでは不十分で、プレフライトチェック(自分)とクロスチェック(他人)により「複数の目」で見ることで確率を低くすることができる。
・ピンチに陥ってからきわどいテクニックでかわすのではなく、不測の事態が起きても何事もなかったかのように対処できるよう、安全マージンを高く取る(余力を残しておく)のが本当に上手い人。
・私が考える「上手いパイロットの条件」の一つは?→「ランディング場に高く帰ってくる人」
「気象条件を考え、飛ぶタイミングを決める」
・1時間ソアリングするのがやっとの人が、上級者と同じタイミングで昼過ぎに出ると、サーマルが最も発達する時間帯にランディングすることになる。ランディング場が穏やかになるまで飛んでいることができないなら、早めに1本飛んで、昼間のランディングは避け、午後もう1本飛ぶ方が安全。
・自分が飛ばない間は、風や雲の変化を観察し、飛んでいる人達がそれにどう対応しているかも見ておく。
・難しい条件の日に無理して飛ぶより、飛べる日にもう1本飛ぶ。怖い思いをすると、何でもない時でも怖くなってしまう。安全で楽な条件で成功体験を積み重ねることが上達の秘訣。
「基礎技術の向上に絶えず努める」
・人の話は素直に聞け。他人がわざわざ注意してくれるということは、よほど気になる(=下手)ということだ。
・エリアの達人でもフォームが崩れてくると講習場に来て修正したりしている。達人にはほど遠い我々こそ、もっと謙虚に真摯に基礎技術を磨くべきだ。
・テイクオフとランディングが全ての基本。世界選でも主催者が最も重要視するのはテイクオフの安全。
・セットアップの早さも技術の内。天気は人間の都合など考えてくれない。いつでも飛べるように準備しておき、チャンスを逃すな。
・学生のランディング技術で気になる点を指摘。アプローチは遠めで描き、直線を長く取ること。
・ハングはランディングアプローチのスピードが不足している人が多い。ランディングアプローチでは巡航速度より速めで飛び、風が変わらないうちにスパッと降ろす。
・ランディングの組み立ては、行き当たりばったりだと最後に行き詰まる。コツはターゲットから逆算すること。「ここに降りるには、この方向にこのぐらいの直線を取る必要があるので、ここで最終進入の旋回をしなければならない」というように。
「乗り換えは慎重に」
・初めてを2つ重ねない。初めての機体、初めてのハーネス、初めてのエリアというように、慣れない要素が増えると事故の確率は高まる。
・背伸びして難しい機材に乗り換えない。特に4年生は上級機への乗り換えを慎重に。就職後、本数が減ったり間を空けたりしても安心して復帰できる機体を選んでおいた方が無難。空を飛ぶのは一生の趣味にできるので、慌てないこと。
最後は、高い目標を持って飛びましょう、という話。
「パラで最初に八郷一周をする」と言って本当に実現した山下君や、
「学生のうちに世界選手権に出る」と言って本当に出場したミッチーのように。
練習をしているとどうしても行き詰まる時が来るけど、大きな目標を持っていれば、一つ一つの技術の習得に意味が感じられるので、比較的容易に壁を突破できるよ、と。
・・・・・・・・
だいたいこんな感じでした。
みんな真面目に聞いてくれてよかった。
指名して答えてもらった人も、よく考えて良い答えをしてくれたし。
コーイチロー、幹事乙。
こういうの初めてなので、とりとめのない話し方になってしまいましたが、上手く伝わったかな?
私ごときがやっていいのだろうかとも思いましたが、一応彼らの倍くらいは生きてるし、飛んでいてケガをしたことはないし、ということで引き受けました。
講習の対象は「飛び始め〜ソアリングを始めたくらいの人」と聞いていたのですが、
実際に集まったのは「講習を始めたばかりの人〜すでにバリバリ飛んでる人」まで30人ほど。
場所はお茶の水の東京電機大学の一室。
私の家から車と電車で片道2時間半。
次回やるならエリアでやろうよ。。。
導入はこんな感じで。
私はハング・パラ通算で1000本ほど飛んでいるがケガをしたことはない。
学生の頃はみんなと同じで結構無茶したけどね。
では、1000本に1回、骨折するくらいの大ケガをしたとしたら、これは確率として高いか低いか?
「高い」「低い」色々な意見が出たところで、確率論の話。
「週末、土曜に100人、日曜に100人が飛びに来て、平均2本ずつ飛んだとする。延べ400本のフライト。1000本に1回の確率で大事故が起きるとしたら、2〜3週間に1回救急車を呼ぶことになる。これでは安全な遊びとは言えないよね」
で、次の質問。「空を飛ぶのは安全か、危険か」
またまた色々な答えを聞いた後、私の答えは
「条件付きで安全」
さすがに空を飛ぶ以上、無条件で安全ではないが、基本的なことを守ればリスクは管理できる。
基本的なこととは次の4つ。
1.ルール(手順)を守る
2.気象条件の許す範囲で飛ぶ
3.基礎技術を身に付ける
4.適切な機材を使う
ここでちょっときつめの事を言っておきました。
「現在のハングやパラで、ワケのわからない落ち方をする物はない。機材の安全性は確立されている。これは先人達が命をかけて経験を積み上げてくれたおかげだ。だから、事故を起こすということは、亡くなった先輩達の命を冒涜することだ、と言っても過言ではない。」
その後は各論です。
まずはリスク管理の難しさを説明。
・「無茶をしても100%事故につながるわけではない」ことが、リスク管理を難しくしている。
たとえば、車を運転していて、赤信号や一時停止を全部無視しても、多分そう簡単にはぶつからない。これが危ない。結果オーライで、「こんなことしても大丈夫だった」という誤った教訓が蓄積されるから。
・リスクを管理するということは、ものすごく地味で退屈な確認作業を毎回繰り返すことだ。
「そんなことしなくたって大丈夫だよ」って気持ちがどうしても出てくる。
でも「気をつけよう」という精神論で解決しようとすると、いつか必ず失敗する。
・「人間はミスをするということを前提に考える」
例えばセットアップミスを防ごうとするなら、「気をつける」だけでは不十分で、プレフライトチェック(自分)とクロスチェック(他人)により「複数の目」で見ることで確率を低くすることができる。
・ピンチに陥ってからきわどいテクニックでかわすのではなく、不測の事態が起きても何事もなかったかのように対処できるよう、安全マージンを高く取る(余力を残しておく)のが本当に上手い人。
・私が考える「上手いパイロットの条件」の一つは?→「ランディング場に高く帰ってくる人」
「気象条件を考え、飛ぶタイミングを決める」
・1時間ソアリングするのがやっとの人が、上級者と同じタイミングで昼過ぎに出ると、サーマルが最も発達する時間帯にランディングすることになる。ランディング場が穏やかになるまで飛んでいることができないなら、早めに1本飛んで、昼間のランディングは避け、午後もう1本飛ぶ方が安全。
・自分が飛ばない間は、風や雲の変化を観察し、飛んでいる人達がそれにどう対応しているかも見ておく。
・難しい条件の日に無理して飛ぶより、飛べる日にもう1本飛ぶ。怖い思いをすると、何でもない時でも怖くなってしまう。安全で楽な条件で成功体験を積み重ねることが上達の秘訣。
「基礎技術の向上に絶えず努める」
・人の話は素直に聞け。他人がわざわざ注意してくれるということは、よほど気になる(=下手)ということだ。
・エリアの達人でもフォームが崩れてくると講習場に来て修正したりしている。達人にはほど遠い我々こそ、もっと謙虚に真摯に基礎技術を磨くべきだ。
・テイクオフとランディングが全ての基本。世界選でも主催者が最も重要視するのはテイクオフの安全。
・セットアップの早さも技術の内。天気は人間の都合など考えてくれない。いつでも飛べるように準備しておき、チャンスを逃すな。
・学生のランディング技術で気になる点を指摘。アプローチは遠めで描き、直線を長く取ること。
・ハングはランディングアプローチのスピードが不足している人が多い。ランディングアプローチでは巡航速度より速めで飛び、風が変わらないうちにスパッと降ろす。
・ランディングの組み立ては、行き当たりばったりだと最後に行き詰まる。コツはターゲットから逆算すること。「ここに降りるには、この方向にこのぐらいの直線を取る必要があるので、ここで最終進入の旋回をしなければならない」というように。
「乗り換えは慎重に」
・初めてを2つ重ねない。初めての機体、初めてのハーネス、初めてのエリアというように、慣れない要素が増えると事故の確率は高まる。
・背伸びして難しい機材に乗り換えない。特に4年生は上級機への乗り換えを慎重に。就職後、本数が減ったり間を空けたりしても安心して復帰できる機体を選んでおいた方が無難。空を飛ぶのは一生の趣味にできるので、慌てないこと。
最後は、高い目標を持って飛びましょう、という話。
「パラで最初に八郷一周をする」と言って本当に実現した山下君や、
「学生のうちに世界選手権に出る」と言って本当に出場したミッチーのように。
練習をしているとどうしても行き詰まる時が来るけど、大きな目標を持っていれば、一つ一つの技術の習得に意味が感じられるので、比較的容易に壁を突破できるよ、と。
・・・・・・・・
だいたいこんな感じでした。
みんな真面目に聞いてくれてよかった。
指名して答えてもらった人も、よく考えて良い答えをしてくれたし。
コーイチロー、幹事乙。
こういうの初めてなので、とりとめのない話し方になってしまいましたが、上手く伝わったかな?
行けなくてすみませんでした。
ちょっと用事が入ってしまって。。
こうしてブログで内容を書いてもらえると少しでも雰囲気が掴めてありがたいです。
ちょっと用事が入ってしまって。。
こうしてブログで内容を書いてもらえると少しでも雰囲気が掴めてありがたいです。
by こかじ
Re: タイトルなし
こかじのちょっと用事って何だろ???
そっちの方が気になる・・・
そっちの方が気になる・・・
by kitano masahiro






K野のフライトスタイルには、実は海外のようなロングタスクが合ってるのかもね。